AV出演強要問題の実態を再現。返報性という人間心理を突いて出演を承諾させる手法！

イメージ写真の撮影だけで多額の報酬

人間には返報性という性質があるようです。人から何かしてもらうと、そのお返しに何かしてあげなくちゃという気持ちになることを言います。まず、「モデルになりませんか」などと声をかけ、若い女性をスタジオに連れ込みます。そして、「モデルのプロフィール写真にする」との口実で服を着たままイメージ写真を数枚撮り、その時間と手間には全然見合わないほどの報酬を支払います。その報酬をもらった女性は「こんなにもらえるならもっと仕事してもいい」という気持ちと「もらいすぎているから何か相手の言うことをきいてお返ししなきゃ」という気持ちになります。そうすると次の「制服での撮影」や、水着での撮影に応じてもらいやすくなるそうです。この動画ではそこからいきなりエッチな行為にまで至っていますが、現実にはさすがにそこまでは無理でしょう。もしかしたら同じ日ではなく何度か撮影し、多めの報酬を支払ったのち、大きめの依頼が入ったとか言って「AV撮影」に進むのが一般的かなと思います。多めの報酬をもらっているため断りにくいという心理を突いた手法です。

制作側はそんなに報酬を出していて儲かるのか

AV作品で必要なものは撮影機材と出演女優のみです。男優は最悪自分でもいいですし、プロの男優を呼んだとしても超一流の男優でなければそんなに費用は掛からないでしょう。作品を出せばある一定以上の売り上げは見込めるため、ある程度女優発掘にコストをかけても、ある程度の割合で出演さえしてもらえれば十分儲かるというビジネスモデルであるということが、この問題を助長しています。また、女優は若いほど価値が高いため、まだ社会のことをよく知らない若い女性をターゲットとすることが多くなり、騙しのテクニックが非常に有効となってしまうという状況にあります。この写真のシーン、女性は「パンツが見えるのが嫌だ」という理由で水着にさせられるという何とも意味の分からない誘導に騙され、露出の大きいミニ水着を着る羽目になります。自分から水着に着替えると言ってしまった手前、やっぱりやめますとは言い辛く、水着になり、エッチな撮影に同意してしまいます。

AV出演強要問題の解決に向けて

本人の本当の同意なしでのAV出演は人権侵害です。また、一度AVとして流通してしまうとこのデジタル社会ではデータを消すことは不可能に近く、いったん撮影されてしまえば取り返しがつきません。かといって法律的に取り締まろうとしても、女優を勧誘し派遣する業者は個人や非常に零細で、手を変え形を変えて行うため、それら業者をすべてつぶすのは難しいでしょう。そこで期待されるのが業界全体での取り組みです。AVを購入するサイトやビデオショップなどの小売り側はある程度大きな企業がそろっています。それら企業が、騙したり、脅したり、誤認させたりすることが無いような標準的な手続きを作成し「その手続きを踏んだメーカーのAVしか発売しない」とするべきだと思います。今こそ業界が連帯して問題解決に取り組むべきだと思います。

この写真のシーンに限らず、中盤以降は単なるAVです。とは言え一流ロリ女優の佳苗るかちゃんが出演ですので、見どころたくさんです。ついでではありますがロリ顔で乱れまくるエロエロ娘もしっかりと堪能したいですね。